2020/02/20
ベルルッティで世界に一つだけの『最強』のアイテムを手に入れる
こんにちは。
ご覧くださり誠にありがとうございます。
パーソナルショッパーのΨ Theodora Ψでございます。
「男ならこだわり抜いた革小物(カバン、ベルト、財布)を一つは持っておきたいもの」
そう思っていらっしゃる方は多いかと思います。
今回はそんな貴方におすすめのとっておきのブランド、Berluti(ベルルッティ)についてご紹介させていただきます。
Berluti(ベルルッティ)とは
ベルルッティは靴職人だったアレッサンドロ・ベルルッティが、1895年に自身の技を駆使して作り上げた「アレッサンドロ」が登場した頃より誕生したブランド。
トレッロ・ベルルッティ、タルビーニオ・ベルルッティ、そしてオルガ・ベルルッティへと脈々とその伝統が引き継がれ今日に至ります。
そして、その歴史の中で生まれた3つのこだわりはベルルッティを語る上で欠かす事ができません。
こだわりその1:ヴェネチアレザー
まずは何と言っても素材のクオリティの高さです。
ヴェネチアレザーは4代目当主のオルガ・ベルルッティの時代に開発されたレザーです。
独特な鞣し製法により生み出された芸術品とも言える美しさが特徴で、艶があるのにコーティングを行なっておりません。
それ故、繊細でデリケート。
長く愛用するためには丁寧な手入れが必須ですが、それだけ愛着が湧くというもの。
後述させていただく「カリグラフィ」や「パティーヌ」はこのヴェネチアレザーあってのものです。
こだわりその2:カリグラフィ
続いてこちら。
カリグラフィはレザーに焼き付けられた「文字」の装飾です。
一枚革を裁断して一つ一つのアイテムを作成しますので、文字の入り方がそれぞれ異なります。
よく見ると文字の他に丸いロゴのようなものが入っていますが、こちらはファンの間では「スタンプ」と呼ばれています。
スタンプの入り方にこだわる愛好家の方も多く、特に財布の片面に2つ入っている「ダブルスタンプ」はその希少性の高さからプレミア価格が付く事も。
こだわりその3:パティーヌ
そして、ヴェネチアレザーとカリグラフィに特別な処理を施し、独特な色合いを演出する事が可能です。
素材の基本色はブラウン系(TOBACCO BIS)とブラック系(NERO GRIGIO)で、色の組み合わせ次第で様々な表情を見せてくれます。
(画像クリックで商品ページを閲覧できます)
こちらは全て同じアイテムに対してパティーヌを施した一例になります。
このように、組み合わせ次第で全く表情が異なりますので、こだわりたい方向けの贅沢と言えるでしょう。
また、それ以外ですと2019年11月頃より「illusion patina(イリュージョンパティーヌ)」という技法が新たに確立され、注目を集めています。
アリゲーター風の模様を施す事ができ、遠目からですと区別が付かない程精巧な作りで見るものを圧倒します。
私の知る限り、アリゲーターにはカリグラフィを入れられなかったかと思いますが、こちらのイリュージョン・パティーヌではカリグラフィとの組み合わせをお楽しみいただけるのが特徴です。
ベルルッティの愛用者
これだけこだわりが詰まった歴史ある一流のブランドですから、各界の著名人もその愛用者として名を連ねています。
アンディ・ウォーホル、イヴ・サンローラン、ケネディ一族など、錚々たる方々。
特にシューズの定番コレクションでもある「アンディ」の由来ともなったアンディ・ウォーホルとはその繋がりの深さが伺えます。
おすすめアイテム
ベルルッティの魅力を少しお伝えしたところで、各カテゴリでおすすめのアイテムをいくつかご紹介させていただきたいと思います。
【財布】
まずは比較的取り入れやすい財布です。
各シーズン素敵な財布が登場しますが、定番の「Itauba(イタウバ)」をやはりおすすめしたいです。
手に馴染むサイズ感のラウンドジップタイプで、カードスロットが12つと小銭入れが付いておりクセがありません。
前述の通り、カリグラフィの入り方も一つとして同じものがなく、特別感も感じられる逸品です。
ちなみにではございますが、カリグラフィ、素材ともにもちろんパティーヌを施す事が出来ます。
【シューズ】
続いてシューズ類。
名品は多数ありますが、やはり「Andy(アンディ)」でしょう。
ローファータイプなのでオンはもちろんの事、オフの上品な装いにまで合わせやすいモデルです。
ソールが特徴的で存在感もあるため、物足りなさも感じにくいと思いますよ。
【カバン】
カバンも逸品揃いですが、まずは「Un Jour(アンジュール)」でしょう。
カリグラフィの入り方やサイズ等、数種類の展開がある定番のブリーフケースです。
ビジネスシーンで利用すればそれだけで様になり、クライアントからも一目置かれる存在へと導いてくれる事でしょう。
「Un Jour(アンジュール)」以外ですと私個人的にオススメなのが「Profil(プロファイル)」シリーズです。
「Un Jour(アンジュール)」に比べて重厚感が抑えられ、よりスタイリッシュなデザインのカバンです。
軽快な印象で、若い方にも抵抗なく使っていただけるかと思います。
こちらもサイズ展開があり、ミニサイズであれば必要最低限の荷物だけスマートに持ち歩く事も可能。
【ベルト】
ベルトはバックルのデザイン違いがいくつか存在しますが、本体部分はリバーシブルタイプをおすすめいたします。
ちなみにこちらは
「NERO(ブラック系)のカリグラフィ」
と
「TOBACCO BIS(ブラウン系)の無地」
の両面仕様。
シーンやスーツ、革靴等との相性や気分に合わせて使い分けができます。
1本持っているだけでかなり重宝してくれるはず。(2本目以降も欲しくなるのがこのブランドの特徴ですが。。)
こだわり抜いた逸品を手に入れるために
これ以外にもビスポーク、ホットスタンプ(文字入れ)、スペシャルオーダーなど、まだまだ奥が深いベルルッティですが、語り出すと止まらなくなりますのでこちらはまた別の機会に。
まとめますと、ベルルッティでこだわり抜いた逸品を手に入れるために、
1、お気に入りのアイテム(財布、カバン、ベルト)をチョイス
2、素材やカリグラフィの入り方をチョイス
3、お好みのパティーヌでパーソナライズ
という流れがベストかと思います。
特にベルルッティはパティーヌが宝石のように美しく、一度ハマってしまえば抜け出せない程の魅力があります。
ぜひお気に入りのカラーを探してみてくださいませ。
そして最後に、そのパティーヌに関しまして、もう少しだけどうしてもお伝えしたい事があります。
限定カラーのパティーヌの存在です。
愛好家の方であればご存知かと思いますが、実は日本では通常お取り扱いがないパティーヌが存在します。
それが「ゴールデンパティーヌ」と「シルバーパティーヌ」です。
カリグラフィの部分に金もしくは銀のパティーヌを施す事ができるのですが、日本ではキャンペーン期間中のみ対応してくれます。
そのため、タイミングが合わないと手に入れる事ができません。
正に特別仕様のスペシャルアイテム。
ちなみにではございますが、上記でご紹介させていただきましたItauba(イタウバ)にシルバーパティーヌを施したものがこちらになります。
かなり印象が変わっていますね、美しいです。
ただ、こちらの特別仕様のパティーヌもヨーロッパであれば比較的融通が効き、Ψ Theodora Ψには特別なコネクションもありますのでいつでも対応可能です。
もしこちらの件でご要望等ございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
知れば知るほど奥が深いと感じるブランド、それがBerluti(ベルルッティ)。
その魅力を少しでもお伝えできておりましたら幸いです。
貴方の厳選されたコレクションにぜひ加えてみてはいかがでしょうか。
Ψ Theodora Ψ