Diptyque Eau Rihla ヘアミスト 30ml (85400428)
なぜか日本では展開されていませんディプティックのEau Rihla。ボトルも素敵なヘアミストが登場しましたのでご紹介します。
Eau Rihlaは中東からインスピレーションを得た香りでしてディプティックとしましては初めての試みになります。
Eau Rihlaの Rihlaはアラブ語で「旅」を意味し、その旅は中東エリアに広がるルートを指します。中東と言えば、実は様々な香料の産地でもありディプティックの香水やキャンドルでも使われておりますフランキンセンス（乳香）やウード（香木）などが生産されている、様々な香りの産地となりますが、この香りを作るにあたり、ディプティックは如何にして自分たちのメゾン はここまで来たのか、自分たちのメゾンの起源について思いを馳せながら調合していったそうです。
そんな自分たちのメゾンの起源に遡りつつ作り出した香りEau Rihlaはレザーの香りを中心としたオリエンタルな香りです。
付けはじめはピンクペッパーコーンのスパイシーさがレザーというよりは綺麗になめしたスエードのような香りと一緒に広がります。スパイシーさが落ち着いたあたりはアイリス、バニラ、サフランの甘さ、パウダリーさ、クリーミーさがスエードのような香りとブレンドし、柔らかな心地よい香りとなってベルベットのように肌にまとわり付きます。最後はわずかなムスクが顔を出しましてスキンセットとなって消えていきます。
こちらの香りですが、オリエンタルノートで最初は躊躇いがありましたが、オリエンタル、レザーを中心とした香りと言いましても、透明感さえ感じる付けやすい軽やかな香りでした。レザーの香りでありながらエアリーさも感じる軽やかな香りはヘアミストにもぴったりだと思います！
2021年、60周年を迎える節目に出してきましたEau Rihla。ヘアミストであるこちらの作品は、夜お出かけするときに髪全体にふわっと付けたら素敵だと思います。また髪の毛以外、例えばスカーフやマフラーに付けても軽やかな香りを楽しむ事ができるかと思います。
日本ではなかなか発売してくれないEau Rihlaシリーズですが、Diptyqueの中でも特別なこちらの香りはDiptyqueの他の香りのヘアミストとは一線を置くような特別なオリエンタルな香りです。
こちらの香水も素敵なお品物ですが、お買い求め安さ、使いやすさで言いましたらこちらのヘアミストの方が優先的に買うべきお品物かもしれませんので個人的にプッシュさせて頂きます。
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