元々はサッカーシューズとして登場し、今ではストリートアイテムとしても親しまれているアディダスのサンバ。そんなサンバはこれまで様々なデザイン・仕様でリリースされてきましたが、現在はスムースレザーのアッパーにスエード素材のオーバーレイを合わせ、サイドのスリーストライプの上にゴールドで『SAMBA』という刻印を施した、オリジナルモデルの復刻版『SAMBA OG』が特に高い人気を誇っています。
デザイン自体はさほど変わりませんが、サンバにはいくつかモデルが存在しています。以下で主要なモデルの特徴をご紹介しますので、お好みのアイテムを見つけてみてください。
●SAMBA OG
オリジナルを忠実に再現した復刻モデル。現在流通しているサンバの中でも最もメジャーなモデルです。
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●SAMBA ADV
SAMBA OGをスケートシューズ仕様にアップデートしたモデル。デザインはシュータンのロゴ周りが少し異なる程度ですが、シュータンのクッションが厚めになっていたり、インソールが頑丈に作られていたりと機能面がアップデートされているのが特徴的です。
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●SAMBA VEGAN
デザインはSAMBA OGと同じまま、素材が合成皮革に変更されたモデル。ホワイトの配色は同じですが、ブラックはトゥのスウェード素材がグレーに変更されています。
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●SAMBA CLASSIC
フットサルシューズとして使用されていた頃の面影が強く残ったモデル。長いシュータンが特徴的で、サンバの原型に最も近いモデルと言われています。
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●SAMBA DECON
余剰パーツを排して再構築するという意味を持つdeconstruction(デコンストラクション)を由来に持つモデル。デザインとしてはSAMBA OGと同じですが、アッパーには通常のサンバよりも上質なレザーが採用されています。また踵などの芯材を排すことで、よりレザーの柔らかさを実感できるよう仕上げられているところもポイント。
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サンバに興味を持ち始めた方の中には、同じくアディダスのローテクモデル「ガゼル」とのデザインの違いが気になっている方も多いのではないでしょうか。どちらもサッカーシューズがルーツという点が共通しているためデザインが似ていますが、ガゼルはスエード素材(画像左上)、サンバはスムースレザーとスエード素材にガムソール(画像右上)が使われていたりとパーツごとに細かな違いがあります。またガゼルはヒールにトレフォイルロゴ(画像左下)がプリントされているのに対し、サンバはステッチで三本線(画像右下)が表現されているところも見分けるポイントです。
両モデルともアディダスを代表する名作で、ソールやアッパーをアレンジした派生アイテムやコラボアイテムも多数ラインアップしているので、ぜひお好みの1足を探してみてください。
私はadidas(アディダス)だとSTAN SMITH(スタンスミス)とSUPERSTAR(スーパースター)の25.5cmを所持していますが、SAMBA(サンバ)も25.5cm(US7.5/UK7)でサイズ感としてはジャストフィットでした。私はあまり足の幅が広くないタイプのためいつものサイズで問題ありませんでしたが、サンバも他のアディダスのスニーカー同様に比較的横幅が狭く、スタンスミス・スーパースター等と比較すると甲が低い作りになっているため、幅広め、または甲高めの方はハーフサイズアップでの購入をおすすめします。
ソール・アッパー共にとても柔らかい素材が使われているため、アディダスのローテクスニーカーの中でも特に履きやすいモデルの1つと言えると思います。またスムースレザーが履くごとに足に馴染んでいくところもポイント。
▽いつもと同じサイズを購入された方のレビュー