1997年に発表された「アフリカ(L’Afrique)」というコレクションで初登場したトゥアレグのアクセサリー。シルバーの加工をHERMESの工房ではなく、サハラ砂漠で遊牧生活を営むトゥアレグ族が施しているというのが大きな特徴です。手彫りの銀装飾を伝統工芸として伝承しているトゥアレグ族ならではの、繊細な柄や表情の豊かさは、「クラフトマンシップ」を信条として掲げるHERMESらしさを正に体現してると言っても過言ではありません。初登場から20年以上経った今でもファンの多いシリーズとなっており、国内では入手困難な程人気が高まっております。
トゥアレグシリーズが初登場した1997年のコレクションでもひと際注目を集めていたバングル。今日まで続く同シリーズの、人気のきっかけとも言えるアイテムです。トゥアレグ族のインスピレーションから生まれているという紋様は、アフリカのネイティブデザインでありながらモダンに見えるのが特徴。バングルでは大ぶりなものが多く展開されており、1つあるだけで目を引く存在感を演出してくれます。
定番のバングル人気に相まって、注目を集めているのがネックレスです。トゥアレグシリーズならではの伝統的なエングレーブメントを施したペンダントチャームがアクセントになっております。レザーチェーンも上質なカーフスキンで仕上げられていたりと、HERMESが誇るレザーやシルバーの良さを一度に楽しめる仕上がりになっているというのがポイント。